将棋初心者・シニア世代にもやさしい!定石と基本戦法をじっくり解説

将棋に興味を持っていただきありがとうございます。「駒の動かし方はなんとなく覚えたけど、次に何をしたらいいの?」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、シニア世代や初心者の方に向けて、わかりやすく「将棋の定石(じょうせき)」や「基本戦法」を丁寧に解説します。
「まずは勝ちやすい形を覚えたい!」という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。


そもそも定石(じょうせき)ってなに?

将棋には「定石(じょうせき)」という言葉があります。
これは、過去に多くの人が試してきた中で「こういう指し方が安定している」とされる最初の数十手のパターンのこと。

いわば、将棋における「型」や「土台」のようなもので、最初にしっかりした形を作ることで、中盤以降がグッと指しやすくなります

初心者がいきなり自由に指しても、どうしてもバラバラな陣形になりがち。まずはこの「定石」を知って、自分なりの戦い方の土台を築きましょう!


将棋の戦法は大きく2種類!

将棋の戦法(攻め方)は、大きく次の2つに分かれます。

分類特徴向いている人
居飛車(いびしゃ)飛車を初期位置(右側)で使う攻めが早く、ガンガン行きたい人向け
振り飛車(ふりびしゃ)飛車を左側に振って使う守りを固めてじっくり戦いたい人向け

それぞれに代表的な戦法があるので、順に解説していきますね。


初心者にやさしい!おすすめ定石・戦法3選

① 四間飛車(しけんびしゃ)+美濃囲い(みのがこい)

どんな戦法?

「四間飛車」とは、飛車を左から4列目(4筋)に移動して使う振り飛車の定番戦法です。

「美濃囲い」と呼ばれる王将を守る陣形とセットで使うことで、守りが非常に強く、初心者にも安心感があります。

【ポイント】

  • 攻めはゆっくり、守りが堅い
  • 「囲い」がシンプルで覚えやすい
  • 多少攻め込まれても崩れにくい

こんな人におすすめ

「守りを固めてから戦いたい」「落ち着いて指したい」という方に最適!


② 棒銀(ぼうぎん)

どんな戦法?

「棒銀」は、銀将をまっすぐ相手陣に向かって突進させる攻め重視の戦法です。

飛車と連携して一気に相手の囲いを崩しにかかるので、攻めていく快感を味わいたい方にぴったり!

【ポイント】

  • 銀が一直線に攻めるシンプルさ
  • 相手が囲いを作る前に先制攻撃
  • 対応を学ぶと防御の勉強にもなる

こんな人におすすめ

「とにかく攻めてみたい!」「勝ち筋を作る練習をしたい」方におすすめです。


③ 早繰り銀(はやくりぎん)

どんな戦法?

棒銀よりもやや柔軟性のある攻め方です。銀を速く中央に進めながら、相手の囲いを崩しに行きます。

「攻めたいけど、棒銀はちょっと単調すぎる…」という方にちょうど良い中間タイプ。

【ポイント】

  • 銀の位置を調整しながら攻めを組み立てる
  • 相手に合わせて柔軟な対応が可能
  • 序盤にありがちな事故を防げる

こんな人におすすめ

「ちょっとずつ慣れてきた人」「攻めも守りもバランスよく学びたい人」におすすめ!


囲いってなに?覚えるべき代表囲い3選

将棋では、「囲い(かこい)」と呼ばれる王将の守り方を覚えることがとても大切です。囲いがしっかりしていないと、すぐ詰まされてしまいます。

囲いの名前特徴
美濃囲い振り飛車向け。堅くてコンパクト。四間飛車とセットで◎
矢倉囲い(やぐら)居飛車向け。バランス型で強固な守り
舟囲い(ふなかこい)シンプルで初心者向き。短時間で組める

まずは1つ覚えて繰り返し使うのがコツです!


シニア・初心者におすすめの学習方法

「いきなり実戦はハードルが高い…」という方に、無理なく始められる練習方法をご紹介します!

🧩 1. アプリを使って練習

  • ぴよ将棋:初心者向けAIが柔軟に対応してくれます
  • 将棋ウォーズ:実際の相手とネット対局が可能
  • 将棋クエスト:アカウント不要で気軽に遊べる

📺 2. YouTubeで動画解説

「四間飛車 初心者」などで検索すると、プロ棋士や元奨励会員による丁寧な動画がたくさん出てきます。

動画なら動きのイメージが視覚的に掴めるので、シニアの方にもおすすめ!


よくある質問(Q&A)

Q. 定石を覚えないと勝てませんか?

A. 絶対に覚える必要はありませんが、「型」を知っていると失敗が減り、勝ちやすくなります。 まずは1つの戦法を真似することから始めましょう!

Q. 将棋って難しそう…年齢的に遅くない?

A. まったく遅くありません! 将棋は何歳からでも始められる「脳トレゲーム」です。むしろシニア世代の趣味として人気上昇中!


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【3】将棋入門書(イラスト豊富)

おすすめポイント
絵が多くて文章もやさしい。定石や囲いも分かりやすく解説。
60代から始める方にも大人気のロングセラー!

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【4】将棋練習ノート(書き込み式)

おすすめポイント
手順を自分で書き込むことで、覚えやすくなる!
日記感覚で続けられます♪

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🔰 棋譜ノートってなに?

「棋譜ノート」とは、自分の将棋の対局の内容(1手目から最後まで)を記録するノートのことです。

いわば「将棋のプレイ日記」みたいなもので、

  • どんな手を指したのか
  • どこでうまくいったのか/失敗したのか
  • 相手の作戦や自分の作戦
  • 感想・気づき

などを記録することで、振り返り・反省・復習ができるようになります。


✍️ 棋譜ノートの基本的な書き方

以下のような形で書くのが一般的です。ノートを自分用にアレンジしてもOKです!


📄 例:棋譜ノートの1ページ(書き方フォーマット)


🗓️ 日付:2025年4月18日(金)
👤 相手:将棋ウォーズ / 初段AI
🧠 自分の戦法:四間飛車+美濃囲い
👤 相手の戦法:居飛車・棒銀

📝 棋譜(手順)(※抜粋例)

  1. ▲7六歩 △3四歩
  2. ▲6六歩 △8四歩
  3. ▲7七角 △8五歩
  4. ▲6八飛 △6二銀
  5. ▲6五歩 △同歩
  6. ▲7一角成(詰み)

🗣️ 感想・メモ

  • 相手が棒銀で攻めてきたが、美濃囲いでしっかり守れた
  • 6筋を突破できたのが勝因
  • 24手目で△6四歩の対応に困った。次回は早めに▲6五歩を突こう
  • 王手ラッシュのときに慌てないように!

🛠️ ノートに書いておくと良いことリスト

項目書く内容
日付・相手いつ、誰と、どんな条件で
戦法名自分・相手の使った戦法(分からなければ調べる)
棋譜(手順)できれば1手ずつ。難しければ途中まででもOK
感想良かった点・反省点・気づきなど自由に
改善ポイント次回こうしたい!など小さな目標も◎

🧠 棋譜ノートの活用メリット

自分の得意・苦手が分かる
反省点を記録することでミスを減らせる
「定石」や「囲い」の復習にも役立つ
成長の記録になり、やる気もアップ!


🎯 こんな使い方もおすすめ!

  • 負けた将棋だけを集めた「反省用ページ」
  • 好きなプロ棋士の棋譜を書き写す「模写ページ」
  • 「この局面どう指す?」と自問して答える「トレーニングページ」

🧡 無理なく続けるコツ

  • 毎回じゃなくてOK!印象に残った対局だけでも◎
  • 最初は10手くらい書いて、だんだん伸ばしていけばOK
  • 手書きでなくても、スマホのメモアプリでもOK(でも手書きの方が記憶に残りやすい)

✏️ まとめ:棋譜ノートは「上達の宝箱」!

棋譜ノートは、ただの記録ではありません。
**自分だけの「成長アルバム」**であり、「上達の道しるべ」でもあります。

始めたばかりでも、上手に書けなくても大丈夫。
大切なのは、「振り返ってみる」という気持ちです。
ちょっとずつでも書いていけば、確実にあなたの将棋力はアップします!


まとめ

将棋の世界は奥深いですが、最初の一歩はとてもシンプルです。
「まず1つの戦法を選んで、真似してみる」
これだけで、ぐんと将棋が楽しくなりますよ!

ぜひ、今回紹介した定石や戦法を試してみてくださいね。
無理せず、楽しみながら、じっくり続けていきましょう。
あなたの将棋ライフが、心豊かで充実したものになりますように!

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